20170617 回顧
日曜
帯広10R 旭川記念 は1番人気に応えてオレノココロがV
第2障害でやや手間取り3番手で通過する形となったが、そこから最後の伸び脚鋭く前の2頭を間から交わし去ったレース振りは流石に「ばんえい最強馬」といったところ
先に抜け出していた2頭のコウシュハウンカイが2着、ニュータカラコマが3着、オレノココロより10キロ多く背負っていたコウシュハウンカイも強さを見せた
センゴクエースは第2障害で止まってしまい、4分掛かって完走はしたようだが8着
世代最強をほしいままにしてきた馬が古豪の前にあっさり敗れ去る、これも競馬……同じ5歳のアスリートも第2障害で競走中止
ばんえいの5歳は平地の競馬で考えれば世代限定戦が終わったあたり、3歳の10月あたりみたいなもんだろう(適当)……まだまだこれからだ
1 - 08 ジューヌエコール
2 - 03 キングハート
3 - 04 エポワス
10 ○ 10 シュウジ
13 ◎ 06 クリスマス
レコードのバーゲンセール
スピード決着はその通りだったが流石にシュウジは気分よく飛ばし過ぎたか10着
結果的にレコードのアシスト役となってしまった、乗り難しい馬なんだなあ
クリスマスも先行したが早々に失速して離れた13着シンガリ負け……
ジューヌエコールが重賞2勝目
実力牡馬ボンセルヴィーソを下してデイリー杯2歳ステークスを勝った馬、50キロは恵まれた斤量でもあった
この日は芝1200mで08Rの500万下でレコードが出て更にメインでもレコードという謎の日でした
1 - 08 サンライズノヴァ
2 - 02 ハルクンノテソーロ
3 - 15 サンライズソア
7同- 04 リエノテソーロ
9 ○ 06 ラユロット
16 ◎ 12 テイエムヒッタマゲ
この感じも久しぶりだな……本命がダブルでシンガリは効く
テイエムヒッタマゲは単騎で行ける、と思ったところにスタート一息のシゲルコングが何故かガン追いで絡んできて終わり16着シンガリ
何がしたかったんだ……まあそれが無くても現状では厳しかったか、短距離の方が良いのかな
ラユロットも良い位置と思ったが伸びず9着、どちらもこれからの成長に期待しよう
n o v a
サンライズノヴァが末脚一気で重賞V、名前の通りダート界の新星が現れた
母母はリアルサファイヤ、ご存じフェブラリーステークス馬サンライズバッカスの母ということでやはり血統か
鞍上戸崎騎手ということもありジャパンダートダービーの最有力候補となったか
テソーロ違い、という訳ではないがハルクンノテソーロが出遅れながらの2着
逆に出遅れが功を奏した感もある、こちらはファスリエフ産駒で距離はこのくらいがベストかな?
比較的前で進めた組で最先着3着のサンライズソア
前を行く2頭の鞍上と比べると(先入観も多分に含んでいるが)岩崎騎手はガッチャガッチャしているなあと感じた
ただノヴァには暮れの阪神500万で、ハルクンには青龍ステークスで先着している、この結果は展開の分だろう
シンボリクリスエス産駒で距離延長、先行できるので成績が安定している(ダート【2-0-1-0】)、この敗戦(+鞍上)で人気は落ちる?……といいことづくめ、という訳で大井で会おう
高知 高知優駿
1 ◎ 08 フリビオン
2 ▲ 10 バーントシェンナ
3 - 12 マルヨアキト
4 ☆ 01 サザンオールスター
8 △ 05 シュタルク
中 - 02 フジノカミワザ
中 ○ 09 スーパーマックス
まずはフリビオン2冠おめでとう、お前がチャンピオンだ
父フリオーソ Furioso、イタリア語で「激しく」など・音楽用語「熱狂的に」「激しく」など
母ビオンディーナ Biondina、イタリア語で「ブロンドの少女」
正直に言うと最初に「フリビオン」の名前を見たときは、この名前もう少しなんとかならなかったのか(困惑)となったのを覚えている
しかしこうして活躍した後だと、「高知競馬を熱狂の渦に巻き込む黄金の馬」という素晴らしい馬名に感じるから不思議なもんだ
やはり距離は問題無かった、中団待機から徐々にエンジンをふかし、前を行くバーントシェンナとマルヨアキトを唯一追い上げていく
直線入り口では既に前を射程圏、最後は突き放して圧勝で堂々の高知2冠馬となった
中西騎手の2回のガッツポーズが印象的、コスモバルクがシンガポールで勝った時の五十嵐騎手みたいなガッツポーズ、自分は大好き
それだけに後述の2頭の競走中止は残念だった……
2着バーントシェンナの好スタート好ダッシュで脳裏をよぎったのは、JRA・NHKマイルカップの勝ち馬アエロリット
もうこれ絶対に粘り込むパターンだ、と理解できたし実際にフリビオンがいなければ遠征馬を振り切って逃げ切りだったのだが
この馬もやはり強い、時代が時代なら「フリビオン&シェンナ恋物語」的なストーリーが始まるレベル
逃げのシェンナと追込のフリビオン、2頭の高知生え抜きの戦いはまだまだこれからだ
遠征組4頭の内では最低人気(8番人気)も最先着は3着マルヨアキト
名古屋・駿蹄賞2着は12頭立て11番人気での激走でどう評価するべきか分からなかった
名古屋・東海ダービー5着は案外の感もあった、だが後述するが逆にそれが良かったのかもしれない
シュタルクは案外の8着
好位の内を追走も勝負所で全く付いていけなかった、距離は向くと思ったんだが……
佐賀からの遠征2頭、フジノカミワザ競走中止の煽りを受けてスーパーマックスも落馬競走中止
フリビオンの中西騎手も落馬が見えていればガッツポーズは自重しただろう、つまりスーパーはあの位置でフジノに巻き込まれた時点で完全に勝負圏外だった
それが全てというつもりは無いが、この2頭は前走の九州ダービー栄城賞の1着2着
今思い返せばあの栄城賞はかなり負担のかかるレースだったのではないだろうか?
他のシリーズレースならともかくこれは一生一度のダービー、そうなるとあくまで本命は地元佐賀
高知には余勢を駆ってきた形なのだろうがその余力は無かった、のかもしれない
マルヨアキトとサザンオールスターは東海ダービー上位入線もやや離されていて余力があった、のかもしれない
繰り返しになるが敗戦や故障の理由はそんな単純では無くいろいろなものが複合しているのだろうが……
水沢 みちのく大賞典
1 ◎ 07 エンパイアペガサス
2 ○ 04 アントニオピサ
3 - 09 ハイパーチャージ
4 ▲ 08 ブラックサンダー
5 △ 03 コミュニティ
6 ☆ 05 プリムラブルガリス
+12、デビュー以来最高体重の545でも関係無し
一回りでかくなった(物理)エンパイアペガサスが1着、子どもの中に1頭だけ大人が混じっているみたいだった
成長分もあるだろうが、次のマーキュリーカップを見据えた余裕の仕上げというのもあるだろうし俄然楽しみになってきた
前走は競り合いになった2着アントニオピサを悠々と交わし去る、直線は流石に少し重いか?と感じたがそれでもきっちり勝ち切った
世代限定戦では分かりやすくぶっちぎっていたが、古馬になってからは着差は小さい
しかし接戦でも崩れずに好走を続けているところが、真のこの馬の強さなんだろう
>ここまで増やした分が2分程度で更に1.2倍くらいになるボーナスレース
1.4倍になったぞ、やったな!ここまでに1円も増えていなかったけどな!