2021/06/10 兵庫ダービー予想
木曜競馬予想
園田11R 兵庫ダービー ダ1870m 16:00発走
園田11R 兵庫ダービー 【たったひとつの優勝射貫く 05 コナン】
◎ 05 サラコナン ◎単1,000円・複2,000円 計1点
〇 01 エイシンイナズマ
▲ 06 シェナキング
△ 03 スマイルサルファー
☆ 02 ハングタイム
注 08 エイシンヒビキ
気性は子ども、素質は大物
それはもう過去の話
05 サラコナン(牡3)は、前走の兵庫チャンピオンシップ(5着)
道中は、Jの4頭が先行、離れて本馬、更に離れて本馬以外の地元勢という展開
勝負所でもJ勢とはだいぶ距離があったとはいえ、唯一、前に食い下がっていた
リプレーザ(1着)からは2.2差の完敗で、ロードエクレール(4着)からも1.4差
それでもハングタイム(6着)以下に0.6差からの差を付けている
馬群が3分割されて、ほぼ単騎で経済コースを走れた展開利もあったが、地元勢では一番の地力を示した
2走前(5着)は好位の馬群の内、絶好の位置取りと思わせたが、そこから伸びず
これまで遊びながら大外一気でぶち抜いてきた本馬、馬群で我慢するような優等生的競馬に対応できなかった感がある
2走前の敗戦に屈せず、前走では強敵相手に食らいついていった
この経験は、必ず本馬の糧となる
遊びながらでは勝てなくなった厳しい競馬を経て、そろそろ気性の幼さも抜けてきたのではないか
シビルウォー産駒で、母系もアグネスタキオン、トニービン、ノーザンテーストと並ぶ
本質的にはこれくらいの距離が向く血統だ
似たようなことを何度も言っているが、チャンピオンと銘打ったレースに、地元の実績馬が出ていないのはおかしい
菊水賞(1着・2着)のシェナキングとエイシンイナズマは、兵庫チャンピオンシップに出走していなかった
一生一度のダービーに全力という考えは理解できる
今、強敵にぶつける必要は無いという陣営の判断も尊重したい
オレは思い出す
19年、兵庫チャンピオンシップ(3着)に食い込んだバンローズキングスは、菊水賞(6着)でジンギ(1着)に敗れていた
しかし、兵庫ダービー(1着)でジンギ(4着)を逆転して見せた
そして今
ジンギは兵庫を背負って立つエースとなり交流重賞にも挑んでいる
バンローズも頑張ってはいるが、古馬になって重賞戦線に乗ってはいない
出ないからダメとか、出たから良いとか、そんな簡単に割り切れるものではない
それくらいオレだって分かっているつもりだ、それでも……
これからどんな未来が待っているか、なんてことは誰にも分からない
だから、ただの競馬ファンであるオレは今を見る
今、サラコナンが秘めている能力と得た経験は、菊水賞上位勢を逆転できるものである、そう考える
01 エイシンイナズマ(牡3)は、ここに来て永井孝典騎手から下原理騎手へ乗り替わり
2着続きとはいえ、前走(2着)も厳しい展開を粘り通してのもの
非情とも思えるこの乗り替わり、吉と出るか凶と出るか
04 マンテーニャ(牡3)や11 サルバトーレミノル(牡3)あたりが付いてくるにせよ、前走よりは運びやすそう、そうでなくても粘れるので
06 シェナキング(牡3)は、前走の 3歳A特別(1着)
先々、あるいは少頭数も意識してか、道中からやや早めに押し上げていく競馬で結果を出した
ただ道中の反応が怪しく、なんとか押し切った感があったのは気になる点、これを受けてどういう戦法を取るかが鍵
戦績、血統、脚質全てが、距離延長大歓迎だろう
叩かれて前進してきた 03 スマイルサルファー(セ3)が走り頃の4戦目
強敵に揉まれた 02 ハングタイム(牡3)にも台頭の余地がありそうだ
使われつつ場体重を増やしている 08 エイシンヒビキ(牡3)も頑張って欲しい
前売りのオッズも見つつ買い方を検討していたが、最終的に単・複に落ち着いた