20190428 天皇賞・春 金沢スプリングカップ
日曜予想
京都11R 天皇賞・春 芝3200m 15:45発走
京都11R 天皇賞・春 【人馬共に今年こそ 12クリンチャー】
◎ 12 クリンチャー ◎単 1点
平成最後のG1
クリンチャー(牡5)は去年のこのレース3着
中団を追走、勝負所でも馬込みで少し我慢しつつ間を割るように進出
直線では良く伸びて前を行くシュヴァルグラン(2着)を捕まえられそうな勢いがあったが、残り150mあたりで脚色が同じになってしまった
昨秋は武豊騎手を背に遠征を敢行して、フォワ賞 6着、凱旋門賞 17着
確かに結果は惨敗だったが挑戦した精神は評価したい、伸び盛りの4歳でのこの経験で得たものもあったはず
日本に戻ってきて今回が3走目、そろそろ復調してきて良いのではないか
三浦皇成騎手は同馬とのコンビが3回目
去年の大阪杯でシュヴァルグラン(13着)に騎乗、今思えば外国人騎手が来る次が本番です、といった感じが見え見えだった(なお、自分は◎でした)
そして天皇賞・春でシュヴァルグランは乗り替わって変わり身、三浦騎手はクリンチャーでこれを捕えられなかった
三浦騎手は新人年間最多勝の記録を持っている、本来ならもっと伸びていても良い
馬はうまく育てられても人は育てられない日本競馬を象徴する騎手、といったら言い過ぎかもしれないが……今年は全国リーディング6位、関東だけなら1位
紆余曲折はあったが、そろそろG1に手が届いても良いのではないか
虹が掛かる前には雨が降るもの
同馬にとって、近走の不振はその雨のようなものなのではないか
三浦騎手にとって、ここまでのG1・未勝利はその雨のようなものなのではないか
去年のそれとはまた違う、この人馬が描く「勝利」という虹を見てみたい
G1週お馴染み新聞風応援イラスト()
後述のドリームズラインも、3歳時を考えれば伸び悩んでいる、これも雨のようなもの
みんなまとめて復活の時間だ
2018年プレイバック
競走馬としての魂を極限まで輝かせ尽くしたレインボーラインが勝利
今だから思うが、このレースを勝つために産まれてきたのではないかと思ってしまう、そんな走りだったなあ……たまにいるよね、そういう馬
だからこそクリンチャーを本命というのも少しはある、あのレースのレベルを3着だった同馬に証明して欲しい、みたいな
使い切れなかった能力は次世代へ
仕上がりが早く成長力もあり、さらに距離適性も幅広いとなれば産駒にもかなり期待が持てる
金沢09R 金沢スプリングカップ ダ1900m 16:50発走
金沢09R 金沢スプリングカップ 【完全復活 05ドリームズ】
◎ 5 05 ドリームズライン 枠複5=全 7点
久しぶりの重賞Vへ
5 05 「流浪の東海三冠馬」ドリームズライン(牡5)は前走のスプリング特別 1着
最内1枠から好スタート、逃げ馬不在のメンバー構成も手伝って逃げ切り、展開にも恵まれた感はある
今回も同じ展開を狙うというのは流石に無理があるが、走りの幅を見せたことは評価したい
本来は好位~中団からひと脚使えるタイプ
昨秋の重賞でも、馬券までは届かなかったが上位には進出してきている
かつての爆発力は正直見られないが、まだ5歳と老け込む歳では無い、前走の勝利がきっかけにならないか
7 07 ナガラオリオン(牡10)は前走の まいもんまつり"春の陣"特別 A1二 1着
相変わらずスタートは悪かった、しかし速力の違いで先行態勢、勝負所では能力の違いで早々と先頭
直線では軽く追われただけでトウショウプライド(2着)以下に1.4差からの圧勝、地力の違いを見せつけた
金沢【5-1-0-2】、着外は900m、2000mと短すぎる、長すぎる条件と、やはりスタート
相手が軽い平場や、1500m~1700mまでなら多少の出遅れもカバーできる
逆に、重賞かつ本来合わない条件で出遅れると流石にカバーしきれないのだろう
1900mという距離、同型の7 08 ヤマミダンス(牝5)の存在も考えると軸にするには怖い
鞍上は中島龍也騎手、個人的になかなか期待している騎手なのでどう乗ってくるかは注目している
連覇を狙う6 06 ムーンファースト(牡5)だが、この馬も本来ハナに行っても良いくらいの先行型
同厩舎のナガラオリオンとの兼ね合いを考えると控える競馬になりそう、そうなると魅力が半減するタイプ
圧勝もあるが逆もありえて、それでも人気は集めそうな2頭が7枠に同居、つまり枠複なのはスケベ心から
堅実な4 04 マイネルリボーン(牡9)など内枠の人気薄目なところが絡んでくると嬉しいな