2021/01/26 梅桜賞予想 2021/01/27 川崎記念予想
競馬雑記（最小体重特別勝利 他）
【小倉12R・海の中道特別】馬体重346kgメロディーレーンがV、最小体重特別勝利を20kg更新
最小体重特別勝利
なんだそのくくりは、と思ったら、平場も含めた記録は既にこのメロディーレーンが持っていた（338kg）
レース映像を見ると、明らかに他の馬より小さいのが分かる
このレースに出走していたサルサンドス（4着・546㎏）とは、ちょうど200㎏違う
ディライトプロミス（11着・470㎏）の外で並走していた時なんかは、馬が一頭に見えるレベル
父オルフェーヴルは、ダートの短距離馬から芝のステイヤーまで出す、現役時代と同じ破天荒ぶり
ついでに、という訳では無いが、こんなに小さいのに走る馬まで出してくる
うーん、面白い
中山もこの馬場もどうかと思っていたが、まずは菊花賞2着の実力を見せた
東海ステークスはオーヴェルニュが優勝
父スマートファルコンで、バズーカやヴォージュの半弟、砂の新星となるか
日曜予想結果
高知07R 土佐水木特別
三連単F◎〇→◎〇→▲△☆注 →注削除で計6点 はずれ
１ ▲ 02 ベアナチュラル
２ － 04 アスルノーヴァ
３ － 08 フェスティヴアン
４ ◎ 07 ハルノインパクト
５ 〇 09 ブラックマンバ
６ △ 01 ダイヤマリー
８ 注 10 バリフリクリ
９ ☆ 06 クラッチシュート
嘘だろ
10 バリフリクリ（牝3・8着）は、クリの馬体重が戻っていないようなら注を削ると言っていたので宣言通り削った
まあそんなの関係無かった訳だが……
>二強が控える読み、前で残るならベアナチュラルと考えたので、アスルノーヴァやフェスティヴアンを見送った
出た出た、このパッティーン
ねえねえ、今どんな気持ち？めっちゃ悔しいです
02 ベアナチュラル（牡3）が優勝
前で残るなら～とか言っていたが、後方の内を追走
勝負所でじわり進出、直線では内から追撃して 04 アスルノーヴァ（牡3・2着）を差し切った
地方競馬は、雨が降って不良馬場になると内が伸びる（使える）というコースがある
内の砂が少し厚くしてあるコースは、その砂が雨によって外に流れて厚さが薄くなるから、という理屈
これは内でスピードが出すぎないように厚くしているらしい、逃げ馬とかでも少しラチから離れて走るのはそのせい
勿論全部が全部では無い
ここまでの高知のレースは、確かに内の使える馬場に見えた
ただ、それも織り込み済みのつもりだった
それでも二強はワン・ツーだろう、という考えだった、この結果には驚いた
1～3着まではJからの移籍馬、これによって勢力図が変わっていくのか、それとも……
07 ハルノインパクト（牡3）は4着
絶好の位置取り、と思いきや直線の伸びを欠いてしまった
これがキャリア初の馬券外、距離が長かったのかなあ……
05 ブラックマンバ（牡3）は5着
仮に外が伸びない馬場だったとして、ここまで伸びないとは思わなかった
あるいは、こちらも距離が長かったのかもしれない
新興勢力や、この二頭に負けてきた馬はそうも言ってられないが、共に目標のレースは先なのは間違いない
それでも上位争いはして欲しかったのはあるが、負けたものは仕方が無い、この経験を活かして欲しい
生え抜きと移籍馬、どっちも頑張ってもらわないとつまらないからね
火曜競馬予想など
名古屋02R C24組 に 06 ヒカルアヤノヒメ（牝17）が出走
現時点の日本の現役競走馬で、最高齢なのではないだろうか
J→愛知→大井→愛知と渡り歩き、通算277戦【14-23-26-31-36-147】
去年も26戦をこなしている
野暮な話だが、ここの下の方によれば愛知C級の出走奨励金は1戦で7.6万円
計算が合っていれば（入着賞金も含めると）1年で200万円以上稼いでいる、ということになる
これだけ多く出走できるというのも立派な能力のうち
勿論、厩舎スッタフによる日々のケアもあってこそと推測される
G1や重賞だけでは無い、ひとつの競馬の形であり、その象徴なのかもしれない
去年と同じだけ出走できれば、年内には300戦走破も視界に入る
17歳馬の挑戦を見守りたいところ
姫路10R B2 4歳以上特別 に 12 ホテルカリホルニア（牡4）が出走
できることなら、ホテルカリフォルニアと付けたかったのでしょう
馬名にはカタカナ9文字（かつ、アルファベット18文字）以内という縛りがあるので、こういった舌足らずな名前を付けられる馬も居る
カルストンライトオとか好きだったな、リッカバクシンオは何故「ー」を省いたんだろう
本馬の名前を実際に発音するとちょっとおマヌケな響きにもなるけど、それもまた良いものだ
Jで4戦未勝利（2着1回3着2回）
2着だったレースはタイム差無し、勝ち上がれるレベルにあった
兵庫移籍後はその実力を見せつける4戦4勝
本馬は17年のセレクトセールで、2000万円ちょいで落札されている
地方競馬で考えると、なかなかお高い馬
もしかしなくても、Jに帰って行く可能性はあるだろう
もしもし、オーナーさん？兵庫は賞金、上がっていますよ
当地大一番の園田金盃はなんと！1着3000万円でございます
Jは降級も無くなったということもあるし、このまま暮れのグランプリ、目指してみませんか？
姫路コースへの適性と、斤量1㎏背負いの57㎏がカギとなりそうだが、まだ止まらないだろう
注目したい一戦だ
名古屋11R 梅桜賞 ダ1800ｍ 16:15発走
名古屋11R 梅桜賞 【波乱含】
◎ 05 オーゴンノキズナ
〇 03 スマイルジャスパー
▲ 08 オーロファースト
△ 01 モズザベスト
☆ 07 ルナエマーブル 馬複◎＝〇7割、三連複軸二頭◎〇＝▲△☆各1割 計4点
ヤマミダンス、サムライドライブ、エムエスクイーン、ニュータウンガール
過去四年、以上のような活躍馬が優勝している一戦
今年は12頭立て、1勝馬7頭、2勝馬5頭、ついでに言えば全馬が初距離
ここから重賞戦線の主役になる馬が出るか、と言われると、現時点では……というメンバー構成
正直、無理に買うようなレースではないだろう
しかし、たまにはこういったレースを予想・購入することで、馬券力を鍛えるというのも悪くはないかな、と
何よりキャリアの浅い明け3歳馬、ここからガラリ一変というのは十分すぎるほどあり得る
01 モズザベスト（牝3） 11戦2勝
門別6戦1勝、2歳 3組で3着1回（門別1000ｍ）がある
4走前のセレクトゴールド第5戦 2着（ブンブンマル（1着）から1.4差）
先行策を取った、勝負所で逃げ馬に並びかけるが、交わすには至らず直線へ
勝ち馬には突き放されたが、ドリームキャット（3着・後の新春ペガサスカップ 3着）との競り合いには勝った
2走前の新春ペガサスカップ 10着
やはり先行策を取るも、上位勢の仕掛けに付いて行けずに失速
鞍上は木之前葵騎手、4走前も◇で斤量2㎏貰いだった点は気になる
グランプリボス産駒、ロンギングルック（19年・金沢・石川ダービー）あたりを見ると、世代戦なら距離はギリギリ守備範囲か
02 コンバットマジック（牝3） 7戦1勝
岩手5戦1勝、フューチャーステップ2歳で2着（盛岡芝1000ｍ）、3着（盛岡1400ｍ）がある
2走前の水沢・プリンセスカップ 9着
ラジアントエンティ（中止）の煽りを受けて、大きく外に振られる不利がありノーカウント
前走の水沢・寒菊賞 8着
主導権を握るも、勝負所で上位勢の進出に抵抗できずに失速
転入初戦
母父ダンスインザダークではあるが、前走のレース振りを見ると、プリサイスエンド産駒らしく短距離馬という印象
03 スマイルジャスパー（牝3） 7戦2勝
他地区勢は本馬のみ、兵庫から参戦、アッパートライで3着（園田1700ｍ）がある
前走の園田・3歳特別 1着
1番人気馬が大きく出遅れるのを尻目に好スタートから主導権、勝負所で後続を引き離しにかかる
直線では番手から食い下がったフレイムフォース（3着）を振り払い、チェリージャーマン（2着）の強襲も凌ぎ切った
前走はほぼ1勝馬のみのメンバー構成、とはいえ1700ｍを牡馬相手に逃げ切り
2走前もシェナキング（1着・後の園田ジュニアカップ 2着）と0.6差、今回のメンバーでは大威張りできる実績
シニスターミニスター×アフリート、母系はあのスターロツチの牝系
04 シルキークォーツ（牝3） 11戦1勝
生え抜き、2歳3組（1400ｍ）で勝利を挙げている
戦績で特に見るべきところは無い
メイショウサムソン産駒、半兄はテーオーエナジーという血に賭ける手も？
05 オーゴンノキズナ（牝3）11戦2勝
門別5戦未勝利、門別では全て1000ｍで8→9→8→10→10
前走の新春ペガサスカップ 7着
先行勢の後方内を追走、内で少しゴチャ付いたか仕掛けが遅れたように見えた
それでも直線では、それなりに脚は使っていた
転入後は前走以外掲示板を外していない、むしろ今回のメンバー中では再先着なのでむしろ強調材料
チヨダマサコの牝系に、ローズキングダム×マヤノトップガン×リアルシャダイ、門別では距離不足だったと考えたい
06 アイエススター（牝3） 14戦1勝
門別11戦1勝、門別では全て1000ｍ
戦績で特に見るべきところは無い
母トーヨーハヤテは、タッチデュールとタッチスプリント姉妹を輩出したタッチノネガイの全妹
ワールドエース産駒、半姉にミスシェーンハイト（19年の道営三冠路線で4→5→4）という血に賭ける手も？
07 ルナエマーブル（牝3） 11戦2勝
門別3戦未勝利、門別では1100ｍ～1200ｍで9→9→12
前走の2歳特別2歳1 2着
直線での伸び脚はなかなか目立っていた
前述のモズザベスト（1着）と0.2差、オーゴンノキズナ（4着）と0.4差、アイエススター（5着）と0.5差
このレースでゲート入りをゴネたか何かあったようで（詳細不明）、レース間隔が開いたのはその辺っぽい
ディープスカイ×キングヘイロー×パントレセレブルという字面からはともかく、実績的に距離延長は？
08 オーロファースト（牝3） 7戦1勝
門別5戦未勝利、門別では1000ｍ～1500ｍで4→3→3→3→5
2走前の2歳3組 1着（1:33.3）
前日に行われた2歳特別2歳1（モズザベストの1:33.5）より速い時計
ここまで掲示板を外したことが無く、馬券人気も集めている（1→1→1→2→1→1→1）
シニスターミニスター×プリサイスエンドという字面からは距離延長は？母系は小岩井農場の基礎輸入牝馬の一頭・フラストレートを祖とする
09 ツネリュウオー（牝3） 7戦2勝
生え抜き
デビュー3戦は3→1→1、以降はシンガリ→シンガリ→ブービー→ブービー
2走前の新春ペガサスカップ 11着
3か月ぶりの復帰戦とはいえ、特に見るべきところは無い大敗
デビュー当初の勢いは完全に失われている、叩き3戦目で変わり身があるか
リーチザクラウン×ステイゴールドという血統なので、SSの3*3
10 ハーピーマロン（牝3） 9戦1勝
生え抜き
デビュー戦（800ｍ）でブンブンマル（3着）を下して勝利、以降は3着1回が最高
5走前のセレクトゴールド第2戦 2歳特別 3着
ダイセンハッピー（1着）と2.0差
スマートファルコン×フレンチデピュティ、それ以上に生産・稲葉牧場、母母はあのオグリローマンという血に賭ける手も？
11 アップメイヒメ（牝3） 10戦1勝
生え抜き
長月フューチャー戦2歳特別（1400ｍ）で勝利を挙げている
戦績で特に見るべきところは無い
フリオーソ×ステイゴールド、母母母母がレガシーワールドの母ドンナリディア、距離延長は向きそうな血に賭ける手も？
12 ティーズダンキー（牝3）13戦1勝
門別10戦1勝、門別では1戦だけ1700ｍを経験（7着）
2走前の2歳2組 2着（スズノスケ（1着）と0.0差）
勝ち馬は門別未勝利から、現在当地で3連勝中
リアルインパクト×キングカメハメハ、半兄はティーズダンク（20年の川崎・戸塚記念など）という血に賭ける手も？
このメンバー構成で、スマイルジャスパーを買わない選択肢は無いだろう
前走の逃げ切り、2走前は認定2勝のシェナキングと、門別で距離経験豊富なクルゼイロ、この牡馬2頭に次ぐ3着
ここなら頭ひとつ抜けている実績と言える
逆張り要素としては、初の名古屋コース、乗り替わり
再度逃げの手を取った場合に、短距離の先行馬が突っ張ってきて末が鈍る可能性、このあたりか
末が鈍ったところで誰が突っ込んでくるんですか？という話だが、それならばオーゴンノキズナだろう
門別ではさっぱりだった本馬だが、当地の砂が合ったのか堅実な走りを見せている
前走は少しスムーズさを欠いたように見えた中でも、最後まで垂れてはいなかった
岡部誠騎手の捌きも魅力的だし、距離延長が向きそうな血統、ひと脚の使いどころ次第で逆転があっても
オーロファーストの距離延長は微妙なところだが、それを言い出すと正直、殆どの馬が微妙
後方勢も末脚が残るか怪しく、好位からそのままなだれ込むイメージ
モズザベストも大体そんな感じ
最内枠からロス無く回ってくれば、粘り込みがあるだろう
末脚を伸ばしてくるなら、前半しんだふりから直線だけで突っ込んでくるパターンか
ルナエマーブルは（原因不明だが）レース間隔が開いたのは逆に良いのでは
前走もスタート自体は普通に見えた、問題なのはゲート入りだったのか？
もう出遅れても腹をくくってもらう感じで
三連系で攻めるなら、全流しをかけた方が後悔しないだろう
オレはスマイルとオーゴンを信じて馬複を軸に、三連複をオマケとした
水曜競馬予想
川崎11R 川崎記念 ダ2100ｍ 16:10発走
川崎11R 川崎記念 【砂の覇王へ 08 パヒューム】
◎ 08 オメガパヒューム
〇 06 ミューチャリー ワイド◎＝〇 1点
2021年、初のG1（Jpn1）
08 オメガパヒューム（J・牡6）は前走の大井・東京大賞典 1着
先行集団の外を追走、葦毛の馬体から溢れんばかりの手応えを見せていた
我慢して我慢して、直線で末脚爆発、押し切りを狙ったカジノフォンテン（2着）を0.0差捕まえて、レース三連覇を成し遂げた
このレース、まずはカジノフォンテン（2着）の激走に目が行くだろう
船橋生え抜き、クラシックでは善戦止まりだった
古馬となって重賞を制するも、まだちょっと信用できないような面もあったのだが、見事な走りを見せた
確実に成長しているし、勝ちに等しい銀メダルと言えるだろう
入線後の張田昂騎手は、本当に悔しそうだった
ガックリと肩を落とす、という言葉があるが、これほどぴったりな表現も無い、それくらい悔しさが滲んでいた
>「本当に悔しいです。成果は出ましたし、折り合いや距離も完璧でした。私の根性が足りませんでした」
上記はレース後のコメント
人間というのは不思議なもの
誰かさんみたいに西日がどうとかクッソしょうもない言い訳をツラツラ連ねられるより、よっぽど心に響くコメントだと思う
この悔しさをバネにして、人馬共に更なる高みへと昇って欲しい、素直にそう願える
だが、である
これだけの走りをもってして、それを上回った馬が居た事実は変わらない
展開も、折り合いも、決して万全とは思えなかった
三連覇へのプレッシャーもあっただろう
それでも勝ち切ったオメガパヒュームの底力を、まざまざと感じてしまうのだ
>「年齢を重ねてレースが上手になる一方で一戦一戦の消耗も大きかったので、相性の良いレースを使いたいということで、中京をパスしてここに向かいました。」
>「レースが終わったばかりですが、今後は3連覇した馬に相応しいキャリアを伴わせてあげなければいけないと思います。」
今回は、三連覇した馬に相応しいキャリア――決して、大井専門では無いということを示す戦いになる
一戦の消耗が大きい、ということだが、偉業達成の一月後に登場
これをどうとらえるかは、個人の考え方が出るだろう
出てくるからには、勝利を狙える状態である
もう相性の良いレースを狙い撃ちするレベルは越えた
今の本馬なら勝てると考えての参戦、そうとらえようと思う
左回り未勝利、川崎コース初参戦、展開面でも再度微妙な様相、大目標の後の反動
しかし……本馬が歴代の砂の王者の系譜に並ばんとするならば、どれも言い訳にはできないし、してはいけない
大井の覇王から、砂の覇王へ
オレは本馬にその資格は「ある」と見た
故に、本命
相手は 06 ミューチャリー（船橋・牡5）とする
前走の大井・東京大賞典 5着
ゴール前の末脚は目を惹くものがあった、交流重賞路線で揉まれてきただけのことはある
01 カジノフォンテン（船橋・牡5）は、絶好枠を引き当てたこともあり、今回はマークもされる立場
03 タービランス（浦和・牡8）や 04 ダノンファラオ（J・牡4）や 10 マインシャッツ（牡8）も先行か
09 ロードブレス（J・牡5）あたりも、オメガとの末脚勝負に持ち込むつもりは無いだろう
そうなると、勝負所でリードを作って押し切りを狙ってくる馬が複数居るはず
当然、オメガはこれを捕らえんとする
本馬に2100ｍは少し長い印象がある、おそらく溜めて行くだろう
人気もマークも同期のカジノに譲り、虎視眈々と己の競馬に徹するのみ
去年のこのレース（4着）では3か月余りの休み明けだった、あの時とは違うはず
オメガが先行勢を捕まえた瞬間、共に歩んできた白い星を背に、外から迫る灰色の閃光――
ﾌﾟﾗｲﾄﾞ
羽田盃馬としての矜 持
強敵に揉まれ続けた経験
金色に輝く星を掴むのは、あるいは本馬なのではないか
久しぶりの発行（）、新聞風応援イラスト（）
おまえさんの実力ならどこでも勝てるはず
自信が無い？ならばここを大井と思いこめば良い
タイムトラベルをして明日の朝刊を持ってきました
そんなことできるんだったら結果を観てこい？それは禁則事項です💛
結果の分かっている競馬って、多分めちゃくちゃつまらないだろうな
お金だけじゃ満たされないものが、競馬場にはあると思うので
